前回のメルマガで「会議には終了条件が必要」とお伝えしました。これを聞いたお客様からは「いつも会議の時間が足りなくなってしまう」「そもそも時間内に終える工夫はないか」といった不安や疑問をよくいただきます。そこで今回は、ケンブリッジが持つ「会議を時間内にうまく終えるノウハウ」のうち、すぐにできる3つの工夫についてお伝えします。
1. 会議の冒頭で時間割を伝える
参加者が時間をそもそも意識していないと、会議は時間通りに終わりません。
会議の冒頭、参加者に「何を、どれくらいの時間をかけて、議論するか」を伝えましょう。
ケンブリッジでは、必ずゴール(終了条件)、アジェンダ、時間割を参加者と合意して会議を始めます。
こうすれば「限られた時間内に議論を終えねばならない」とマインドセットできますし、「XXを議論するのに10分では足りないのでは」などのアドバイスも得られます。
もし、次々といろんなものを決め切っていくような会議をする場合、アジェンダを細分化することをお勧めします。例えば「100分でこれらの項目を決めます」と「1つ10分で、10個の項目を決めます」では、後者のほうが時間管理しやすいです。